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30回全国ろう学生の集い実行委員会ブログを更新致しました!

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−開催要旨−

1959年に「近畿ろう学生懇談会」が設立されてから51年近く経ちます。そして、「全国ろう学生の集い」も国際障害者年の1981年に第1回目が開催されて以来、この長い期間を通して、私たちを取り巻く環境が変わりました。

 まず、私たちの活動が当初の近畿・東海・関東のみならず、全国各地に広がっていき、1997年に新たに「全日本ろう学生懇談会」が設立しました。そして、社会の中で私たちの活動が少しずつ認められてきました。また、「全国ろう学生の集い」では、第15回の集いで初めて厚生省から後援を頂き、第16回は初めて日本中のろう学生の参加が200人を超えるという偉業を成し遂げました。そして第171922回はそれぞれ東海、九州、北海道で初めて開催され、それ以降も全国各地で開催され続けています。第18回では私たちの活動や夢を社会に対してアピールするための「学生の祭典」を設けるなど、年々充実した「全国ろう学生の集い」が設けられています。それらの活動を通して、私たち自身についても、「講義保障問題を解決する場」だけではなく、「それぞれが持っている専門的な知識や力を生かし、夢を実現させていくための場」を求めるようになりました。

 本会は「独りぼっちのろう学生をなくそう」「聴く権利・学ぶ権利」「社会改革」を3つの活動方針を、三本柱として、学生の問題解決に限らず、一人一人が持っている夢を実現すること、そしてそれが可能な環境を創っていくことを目的としています。教育・科学・医療・福祉・スポーツ・マスコミなど、さまざまな分野でろう学生が活動できるよう、その基盤作りを行い、さらにそれらを後輩たちに伝えていきます。長い歴史を持つこの集いで、こうした集いの発展や私たちの意識改革の陰にある先輩方の並々ならぬ努力、多くの活動を振り返り、原点に返って、現在、そして未来を見据えていかなければなりません。私たちもやがて社会を引っ張っていく担い手として、現状に満足せず、ここまで築き上げてくれた先輩方に感謝すると共に、これからの後輩たちのためにも、皆で力を合わせて新たな前進を目指していかなければなりません。

 今日においても「講義が聴けない」という問題に限らず、医者になれないなど差別的な法令が残っている今の社会の中で私たちが夢を実現させていくためには、私たちが動かなければ、何も始まりません。また、私たちの先輩方の活動歴史を知ることも大事です。一人で動くよりも、仲間と一緒に動くことで変わっていきます。「全国ろう学生の集い」はそのための場のひとつです。

 年に一度、全国のろう学生が集まるこの集いで、個性豊かな仲間たちと共に楽しみ、学び合い、語り合いながら、自分自身というものを見出してください。そして、これからの私たちの社会を築き上げていきましょう。

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